ひやりはっと通信

ひやりはっと通信 2015年5月 
※ひやりはっと通信はきょうと福祉倶楽部のヘルパーにむけ定期的に配付している資料です。

みなさん大変お疲れ様です。
史上空前の介護報酬のマイナス改定がありわたしたちの事務所も大きな影響を受けています。
とは言え、仕事の向上はどのようなことがあっても目指さなければなりません。
この通信はこの間おきた仕事のミスやトラブルをみんなで共有して仕事の質を高めることを目的としています。
ここに記載されている事例を「他山の石」としてそれぞれの仕事の振り返りをお願いします。

1.ヘルパーの言葉遣いの問題で家族の方が不快感を感じた事例
 「母に幼児に話すような口調で話すヘルパーがいる」と、息子様からの苦情。
 言うまでもありませんが介護保険の利用者はおおむね高齢者。
私たちの人生の先輩方です例え認知症や病気で意志ををうまく伝えられない事があっても人格を持った大人です。
 会話は基本的に敬語で。仲良くなったとしても節度のある言葉遣いを心掛けて下さい。

例えば・・・「ご飯たべようね~」ではなく、「ご飯たべてくださいね~」
    「着替えようね~」ではなく「着替えてくださいね~」など・・・
心当たりのあるヘルパーさん!今日から気をつけてください。

1.食洗機を開けたときに中に入っていた食器がこぼれ落ち破損した事例

元々の収納に問題があったのですが、開けたとたん食器が落ちてきて破損した。
いつもの訪問先でなれてきた頃にこういうひやりはおきやすい事例です。
こちらの訪問先では、2時被害もなく、利用者さんに謝罪して事なきをえました。
ですが、収納のしかたにこだわったりする利用者さんは少なくありません。
急いでいても、心にゆとりをもって活動できるように日頃から食器のあるところや
収納の仕方をしっかりと把握する。使ったものは元の戻す。
基本をしっかり守らなくてはなりません。