在宅介護の要はホームヘルプです。

介護保険の危機は現場にあらたな人材が確保出来ないことに端的に表れています。
ぼくらの事務所も多くの重度障がいを持つ利用者の方々を支援しています。が、支える人材が圧倒的に不足しています。

今は人材を集める際、新聞に折り込む求人広告もほとんど効果は発揮しません。
その広告会社の営業マン、「介護系はまったく駄目ですわ」「通所系はその中ではまだマシですけど」と。

これから介護を仕事にしようとする方、少し考えてみて下さい。
いくら通所に人がいてもお年寄り、障がい者が暮らす「家庭」という単位に介護が無ければ人は通所に通うことはできないのです。

ぼくらはその人が住み慣れた町で過ごせるため、在宅介護の要を大切にしたいと考えています。
もしもあなたがお年寄りや障害者を守りたいと考えるのならば、ぼくらに力を貸して下さい。
でなければ、お年寄りや障害者は施設に追いやられてしまいます。