明日は投票日

わたしたちの事務所は障がい者と高齢者の人権を守る事を目標に運営する事務所です。
ですので、スタッフの思想信条を守る前提でぼくらのパートナーの命と暮らしを守るためにスタッフに選挙には必ず参加してもらいたいと呼びかけています。

政治の行方が皆の生活を左右するのですから、ぼくらや利用者を守る候補者が誰なのか充分に吟味して欲しいと思います。

今闘われている京都府知事選挙。
一方の陣営は「国政と地方政治は別」と自民党と国政では対決する政党まで同じ舟に乗っています。
それでいいのでしょうか?
今の政府が高齢者や障がい者、生活困窮者を守る制度を「これでもか」というほど壊し、日々ぼくらの支援する人々が追い詰められています。
そんななか、政権に推薦される知事が府民の暮らしといのちを守ってくれるはずがありません。
ぼくらが求めたいのは「国の政治の防波堤」としての知事です。

今回の選挙に出ている弁護士さん、驚きました。彼はわたしたちの事務所で支えている認知症の独り暮らしのお年寄りの後見人。
彼はぼくらのお付き合いをしている後見人の中で数少ない、現場としっかり話し合いながら支援をして下さる方でした。
多くの後見人が人権を守る事を建前にしながらも現場の意見を無視して強引に後見を進め、結果的に在宅生活を破綻させた事例をぼくらはたくさん見てきました。
丁寧に、丹念に現場を見て話し合う姿勢で支援を進める。だから医師から「独り暮らしは無理」と言われたお年寄りが何年も地域で暮らせています。
そういう仕事を見ているからこそ、彼の仕事を全面的に信頼しています。その弁護士さんの名は福山和人さん。
知事になれば守られる人が増えると確信します。ですのでぼくは彼を支持します。

スタッフも利用者も思想信条は自由。
ですのでどのような立場の方も大切にします。
それでも未来が明るく拓けることを願うからこそ、ぼくの思いを記さずにはいられません。