長岡京市市長へ「要望書」を提出しました

長岡京市ではゴミ収集にあたり市指定の「ゴミ袋」を導入する予定です。
ゴミの減量を狙って多くの市町村がこの方式を取り入れ始めています。
わたしたちが日頃支援している高齢者や障がい者の皆さんは排泄行為に難があり、オムツを利用している方が多数います。
オムツは水分を吸えば膨らみます。ですのでゴミを減量しようにも身体が不自由な方が自宅にいればゴミは増えてしまいます。

そして在宅介護で障がいを持つ高齢者が過ごすご家庭は多くの費用が必要です。
医療費や介護保険の利用料だけではありません。
濃縮酸素は電気をたくさん消費します。
洗濯物も増えるから水道代も跳ね上がります。
口腔清拭用具や身体拭き、お尻拭きなど介護用品もたくさん消費します。これはお金がかかるだけでなくゴミとして捨てなければなりません。

ですのでゴミ袋はたくさん必要になります。
それはすなわち他の世帯と比べてゴミ袋の購入費用が余計にかかるということです。

ハンディを持つ方が自宅で暮らすのにはお金が余計にかかると言うのは配慮がある社会とは言えません。
誰もが住み慣れた街で安心して暮らせるためにゴミ袋で生計を圧迫してしまうことはあってはならないと思います。
その負担を緩和するために金銭給付などの方法を検討する必要があると考えます。
長岡京市長への要望書