2015年最期のヘルパー研修会-花園大学、吉永純さんをお招きして

更新が滞っています。
昨年最後のヘルパー研修は実技を離れて、高齢者がいまおかれている社会的状況を掘り下げて理解するための学習会としました。
テーマは「高齢者の貧困と生活保護」
講師は花園大学教授の吉永純さん。
大学の先生をお招きすることもあり、福祉倶楽部のスタッフだけの参加ではもったいないと近隣の事業所の方々にもお声がけをして開催しました。

人は誰もが人と地域、政治の影響を受けながら暮らしています。
そして「アベノミクス」の幻想とは裏腹に、高齢者は深刻な貧困の中で暮らす方が増えています。
わたしたちのきょうと福祉倶楽部で働くホームヘルパーさんたちには介護保険の構造的欠陥、「人を見ないで身体を見る」流れに乗らず「生活の中で人を理解する」本当の福祉援助ができる人に育っていただきたいとの願いからこのテーマでの研修を企画しました。

この学習会の感想は「きょうと福祉倶楽部だより」2016年第一号に掲載しました。
後日upします。
とりあえず今日は研修会レジュメをここにあげますので参考にどうぞ。
151217 「高齢者の貧困と生活保護パワーポイント」
高齢者の貧困と生活保護PDF←レジュメ