家に宿る不思議な力

明けましておめでとうございます。

福祉と介護への国による冷たい仕打ちが続く中ですが、今年もわたしたちは「人権を守る」福祉実践を続けます。

どうかよろしくおねがいいたします。

 

私事ですが昨年12月、母が突然口から食事がとれなくなりました。

どうやらこれまで闘病していた病気に重ねる形であらたな病気が加わったようです。

急遽、入院をして治療を受けることになりました。

入院してからの母は表情も少なく、言葉も今まで以上に少なくなりました。

その母をこのお正月に一時外泊をさせて家族全員でのお正月を今回も迎えました。

すると、表情が豊かになりました!口から少量だけども食べることを始めました!

大好きな蟹味噌は全部たいらげ、「うまい」の言葉も!

そして昨晩は兵庫の香美町から仕入れてきた元旦限定の「香住鶴」もとろみを付けて飲みました。

家に帰り、笑顔を取り戻し、少ないながらも言葉と口からの食事も取り戻した母の姿は家族に喜びと感動を与えてくれました。

きょうと福祉倶楽部の設立はこういう実践を地域に沢山作る事だという初心も思いだしました。

さあ、今月は母へのプランを変わってしまった身体の状態に合わせて再設定。そして家での生活へ戻します。

有田