とーっても久しぶりの映画鑑賞

午前のわずかに空いた時間を利用して大阪十三(じゅうそう)にあるシアターセブンに映画を見に行きました。
映画は岩手県沢内村の生命尊重村政を築いてきた人物の一人、増田進先生を追った「増田進 患者さんと生きる」
高齢になったいまも地域医療の最前で顔の見える医療を先生は続けていらっしゃいます。
この映画は特に医療はこうあるべきだと大上段に構えた主張はありません。
ですが、増田先生の語る言葉は医療と福祉にあるべき姿をそっと私たちに教えてくれています。
とりわけストンと落ちたのは医療が上位に立つのではなく「医療は福祉と介護に寄り添う」「生活を丸ごととらえる」という言葉でした。
前者は僕らが望む地域医療と福祉のあるべき姿です。後者は僕らが心がける日常実践の指針です。
言うは易し、行うは難しですが絶対に地域医療と福祉の前進に欠かせない視点。
あらためて僕らが進む方向を確認しました。

この映画、僕らの街でも上映したい。

ぜひ、みなさんもご覧になってください。
http://www.theater-seven.com/2016/movie_masuda-susumu.html
患者さんと生きるPDF