医療・介護総合法案の危険

国会では医療介護総合法案が審議され、現政権のお家芸「強行採決」で成立をさせようとしています。

この法案は利用者の負担増だけではなく

1.軽度の方の介護保険サービスを給付から外し、市町村事業に移行する-つまり、自治体の財政規模や事業の受け皿とされるNPOやボランティア組織の状況次第でサービスを提供する人員が充足されない。

また、専門職として位置づけられない人員がサービス提供主体ですから軽度の方は専門的なサービスから排除されることを意味します。

1.「要介護3」以上の方しか特別養護老人ホームへの申し込みが原則的にはできなくするなどです。

この法案には当事者団体である「認知症の人と家族の会」も反対の立場です。

わたしたちも命に寄り添う立場からこの法案には反対です。

また、命に関わる重大法案を不十分な審議で決めてしまう行為には強く抗議をします。