衆議院で「戦争法案」と呼ばれる安保法制の採決が強行されました。
集団的自衛権が憲法違反であるという評価は圧倒的多数の憲法学者の皆さんが表明していることは周知の事実です。
であるにもかかわらず、強引に憲法に反する法案を数の力で押し通す安倍政権にわたしは強い怒りを感じています。
国会の論戦でもこの法案が日本を戦争に巻き込む可能性が高いと指摘されています。
違憲である可能性が高く、さらにこの法律が日本を戦争に巻き込む可能性が高いのであれば数に任せて強行することは許されない事です。
戦争は障がい者を作り、家族を壊し、福祉制度すら壊すことは歴史を振り返れば明らかです。
きょうと福祉倶楽部は「本当の福祉を作りたい」「人権を守る」を使命として誕生した事業所です。
福祉制度は人権保障の仕組みでもある民主主義が成立してこそ成り立ちます。
ならば、この国で暮らす国民の人権を根こそぎ壊す可能性のある「反福祉」の政策は認めるわけにはいきません。
あえて声をあげます。
福祉の思想に逆行するこの法案の成立には反対します。
有田和生
戦争法案と福祉